北上消防署の松木様、及川様、平野様にお越し頂き、今年度２回目の避難訓練を実施しました。

今回は、家庭科室より火災が発生したという想定での訓練でした。

生徒には、事前指導をしっかりした上で、いつ発生するかはお知らせしておりません。

火災の情報や避難の命令など、放送や先生の指示をしっかりと聞きとり、主体的に避難する訓練です。

目標タイム３分以内でしたが、緊急放送から１分３５秒で静かに、慌てることなく校庭に全員避難が終了しました。

学校長や消防署の及川様（本校卒業生）から、「静かに迅速に避難できたことは立派でした。しっかり自分で考え、行動出来たかが大事です。東日本大震災の時、中学生が地域のお年寄りや幼児、小学生の手を引いたり、おんぶしたりして道なき山を駆け上がって逃げ続けました。中学生の皆さんは、その心構えで有事に備えてほしい。」等と話され、訓練が終了しました。

その後、家庭科室で生徒全員が「煙体験」（※身体に安全な人口の煙です）を行いました。

煙で前が見えない状況の中、低い姿勢で、壁伝いに、マスクやハンカチ等で口を塞ぎながら、教室内を歩きました。

中学生の皆さんには、「自助」・・・自分（家族）の命は自分（家族）で守り、「共助」・・・自分たち（地域等）は自分たち（地域等）で守る、ということを忘れずに、日ごろから有事に備えてほしいと思います。

北上消防署の皆さま、ご多用の中、誠にありがとうございました。